この記事では博多シヤリング工業で働くスタッフのインタビューを紹介しています。どういった経緯で勤務することになり、今後どうしたいかなどをヒアリングしています。博多シヤリング工業で働いてみたい、興味があるという方は是非参考にされてください。
M.Iさん 30歳
入社:平成27年
職種:製造部 溶接担当
テクノセンター勤務
Q:入社したきっかけを教えて下さい
A:九州産業大学 ロボティクス学科を卒業後、しばらくフリーターをして、その後福岡県朝倉市で2年ほど農家で働いていました。農業経営者の方に職業訓練校を紹介されたのと、大学で学んだロボティクス関連の技術を活かそうと思い、職業訓練校で一年間溶接やレーザー、シヤ切断等を学び、職業訓練校から博多シヤリングを紹介していただきました。
Q:現在、どのような業務をされていますか?
A:現在は溶接を主に担当していますが、レーザー加工や曲げなども一部行うことがあります。職業訓練校でティグと半自動の資格を取得し、今も溶接技術をもっと高めようと業務に取り組んでいます。極めるにはまだまだ先は長いですが、自分の適性と溶接をはじめとするものづくりは向いている用に思います。
Q:仕事で大変なことはありますか?
A:今、16歳の後輩の指導をしています。その教育が大変ですね。大変ではありますが、教えることで自分の知識、技術の確認にもなりますし、やりがいもあります。最近、会社でSDGsの勉強会をしているのですが、そのグループのリーダーを任されています。日頃しない業務なので、なかなか大変だと感じています。
Q:仕事をする中でうれしいことややりがいがあることを教えて下さい
A:溶接は、作業工程の中でも終盤を担当することが多いので、完成品がきれいにできたときにやりがいを感じます。例えば、表札や看板など、完成したものが形として見やすいものができたときはうれしいですね。「これを実際に誰かに使ってもらえるんだ」という感覚もやりがいに感じます。
S.Mさん 18歳
入社:令和2年
職種:製造部 レーザー担当
テクノセンター勤務
Q:入社したキッカケを教えて下さい
A:兄が溶接の専門学校に入っていました。その様子を見て楽しそうに感じ、溶接の仕事をしたいと思い高校で溶接の勉強をしました。福岡技術専門学校に博多シヤリングの求人票があり、就職を決めた形です。実は、兄と同じ職場で働きたかったのですが、その職場が17歳以上しか働けない条件でした。当時15歳だったので…。どうすればいいか思い悩んでいたときに博多シヤリングさんに出会い面接をしてこちらで働くことになりました。不思議なご縁だなと感じます。
Q:現在、どのような業務をされていますか?
A:今は製造部に所属してレーザー加工を行なっています。入社当初は溶接でしたが、入社2年目からレーザーに移っています。溶接よりレーザーの方が楽しいし、自分に合っているように感じます。溶接って作業的に同じ場所でコツコツ作業する形ですが、レーザーはあちこち走り回ったり、重いものを持ったり、動きが多い作業になります。性格的にジッとしているより動き回ったほうが楽しいのでレーザーがいいですね。
Q:仕事で大変なことはありますか?
A:レーザー操作の習得が難しいなと感じます。材質に最適な出力を選んだり、どのような段取りで工程を組めば効率的に作業できるかなど日々奮闘しています。学校の教育と現場だと全く別物で。細かい点でいうと、レーザー照射器の交換を材質に合わせて変えたり、それを動き回りながら鉄板を移動させたり、色々と考えながら作業しています。工場の機材も新しくなりますし、新しい技術も常に出てきます。ただ、難しいからこそやりがいもあります。
Q:仕事をする中でうれしいことややりがいがあることを教えて下さい
A:自分が考えた工程で作業が効率的に稼働したり、うまくいったりするとうれしいですね。作業をするのもですが、段取りを考えたり工夫するのも好きで。うまくいかないこともありますが、うまくいったときの達成感は強く感じます。
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